日々学び、成長する

日常に考えている事

私にとっての成長の源

人はどうやって成長するだろうか。

私なりに考えてみて、一番重要だと思うところは3つある。

一つ目は学べる人からよいところを学ぶ事。

例えば、凄く仕事ができている人からどのように効率的に(短時間で並以上の)仕事をこなすかを学んだり、世間から尊敬されている人はどのような人格を持っているか考え、自分のものにする事だ。

二つ目は他の人の悪いところをやらない事。

一つ目の事から逆の場合である。例えば、あんなふうに行動して嫌われたとかあの人のこんな言動が何々といった理由で嫌だなと感じたら、自分はそんなふうに行動しないもしくは話さない事である。

俺はそんな事言わないし、そんな行動も取らないし関係ないやと思うなかれ。

意外と人は自分を客観視できないもんだ。むしろ、自分は客観的だと思う人こそ、逆に主観的な思考を持っているだろう。なぜなら、自分自身を自分が判断する事が主観的な事であり、他の人の立場から自分を見るのは他人の立場でものを考える力、想像力、察する力などを伴い、我々の普通の人間は難しいはずだ。
 
僕が今カフェでこの文章を書いているのも僕が他人の目から見ることができないし、他人が僕をどう考えているか頭の中を探る超能力者でもない。ただ、経験から推測しているだけだ。
話は長くなったが、自分は客観的に物事を見ていると勘違いしなかれという事が言いたかった。

三つ目は自分自身にかけられたアドバイス、批判を糧にする事。

僕は幸い?にも会社に入ってから、結構怒られたり、批判を受けてきた。その時は辛かったけど、その言葉を糧にする事で、次回は同じ失敗を繰り返さない土台になった。例えば、時間を決めてその時間内にタスクを終わらせる事を意識したら、ある程度の強制力が働き、仕事効率のアップにもつながったりする。また、精神的に参りそうになった時もあったが、その時に心を落ち着かせる練習もする事ができた。

なので振り返ると、逆に恵まれた形で生きてきたとも言える。人は考え方によるもんだ。マイナス経験も考え方でプラスになれるし、プラス経験も考え方でマイナスにもなれる。

また、話が脱線したが、失敗から学ぶっていう事は凄く重要な成長要因であると思える。相手の失敗(悪いところ)と自分の失敗をやらないようにし、敬う人の優れた点を学ぶ事が出来れば、最高に成長できるのではないだろうか。

日本社会で残念なところは社会では建前で接する人が多く、他人の明らさまな失敗(悪い点)を指摘しない人が多いのだ。そうすると、その人は自分はこのままで良いだと勘違いして精神的に成長しないまま人生を過ごす事になる。

自分が関わりたくないもしくはどうでもいいやと思う人なら、そのままで良いかもしれない。が、本当に成長を望む、悪い点を取り除くのに助けたいと思うなら、やはり指摘すべきである。柔らかい言葉で。指摘が成長の糧になる事に気付いた時にはむしろ感謝されるはずだ。僕も今そう思っているように。