日々学び、成長する

日常に考えている事

人に出会うためには

僕は人との出会いに恵まれていない人だ。
人に会いたいと思っても、会ってみると、自らどんどん離れたり、結局は音信不通に…
その時はこう思った。
俺の事にあんまり好きじゃないんだと…

しかし、よく考えてみれば、実は自分が人に会いたいと思いながらも人を避ける矛盾した行動を取っている事に気付いた。
例えば、大学のサークルでみんなと仲良くなりたいのに、いろいろ面倒くさいと思って行かなかったり、ご飯を一人で食べたがったりした。また、僕からじゃなくて他人が僕に話しかけてくれる事を内心から願う「無駄な期待」を抱いていた。

と言いながら今もそういうところはまだある。みんなで雑談するよりも一人で風景を観想したり、静かに過ごす事を好む傾向がある。でも時には心が通じ合う仲間が欲しいと願っているややこしい心理もあるので、僕自身も困ったもんだ。

そういう変な心を持っているので、仲間ができるはずがなかった。他の人のせいではなく、これは自分のせいだと思うようになった。

前書きが長くなったが、最近は運に恵まれてあるグループに一員になって、集まりにも行ったりするようになった。下積みが長かっただけに今までの自分の事を省み、これからはより良い人になろうと思いを抱いているし、グループをきっかけにし、仲間の輪を広げたいと思っている。

まだ仲間と言える人は極少ないが、私を大事にしてくれる人がいる。一緒にあるセミナーに行こうと誘ってくれるし、時には人と会いたいので一緒に行きたいと思う。

人に会いたいという思った時に僕は人に会う意欲が高まっている事を感じた。つまり、今までは人に会いたいという意欲が足りなくて一人で過ごしていたのだ。人に会うのも意欲が高ぶらなければ、実現しないという事に気がついた。

という事は人に会いたいという高い意欲を持っている事で本当に実現できる確率が上がる。
これは何でも応用できる。
例えば、他の人に見せるためだけに展示会に作品を出すのではなく、自分も好きで作品を作ろうとすると、作品の出来栄えが違う。

何でも実現するために「内なる動機付けが重要」である。内からほとばしるやる気(エネルギー)があれば、何でも可能にする力になる。

僕は人に会いたいというエネルギーはまだ低めであるが、徐々にそのエネルギーをアップさせ、人生の豊かさを味わいたい。